東京都大田区周辺のお墓・永代供養墓をお探しなら『最徳寺』へ
仏教寺院の正門である三門の異称。寺院は元来山中に建てられ山号を付けて呼んでいた名残で山門という。
山号(さんごう)とは仏教寺院に付けられる称号で、地名や住職の名前、仏教用語から付けられる事が多い。
最徳寺の山号は明光山(みょうこうさん)で、山号の由来は最徳寺の開基・永頓(えいとん)の兄であり、親鸞聖人の関東六老僧の一人でもある、鎌倉・野比の最寶寺、明光上人(めいこうしょうにん)の名前から山号をいただいたものです。
現在の最徳寺の本堂は大正11年に起工され、昭和2年に落慶法要が厳修されました。
大きさは七間四面の木造本堂で、都内では数が少なくなってしまった昔ながらのお寺の本堂です。
境内にある無量壽廟にご安置されているご本尊さまです。当寺所蔵の200年以上前に造られた木造の阿弥陀如来像をモデルとして、平成23年に富山県高岡市で鋳造し鋳物の阿弥陀如来像をお迎え致しました。
江戸時代、本所・深川の龍野藩脇坂家にあった由緒あるものです。幾度の火災に見舞われ、多くの事件を見てきたこの石灯籠、最徳寺本堂右前に静かにたたずんでいます。
本堂内陣をはじめ、向拝、山門などの各所に見事な彫刻が施されています。内陣には、笙や笛などの雅楽を演奏する天女が厚い一枚板に、向拝には龍や獅子などが彫られています。
以前境内にあった納骨堂の屋根は「方形屋根(ほうぎょうやね)」という形状の古くから寺社建築に用いられていた形の屋根であり、露盤はその方形屋根の頂点に設置されていた物です。
羅漢とはサンスクリット語のarahanの音訳「阿羅漢(あらはん)」の略語。釈尊の直弟子の最高位の総称であり、元来「人々から尊敬・布施を受ける資格ががある人」のというものです。